ジュベリスト北海道支部

オフ会(その2)

2001年10月28日


コース:札幌(真駒内)〜千歳〜支笏湖

集合場所:真駒内屋外競技場駐車場

参加者:アハハさん、キリさん、TETさん
まっきいさん、YAMAGUZZI の5名

 

(witten by YamaGuzziさん)

 


天気予報では下り坂の天気だし、すでに朝晩は凄く寒い。
バイクに乗ることができる状況でなかったら、
今回のオフ会は中止!!・・・という取り決めの中、
何とか天気はもちこたえ、早朝の凍てつく寒さから除々に気温は上昇!
先週に引き続き、走り納めのオフ会の2回目。

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朝9時、真駒内公園の駐車場で集合。
寒さで皆集まるのかという心配は無用。
やっぱりバイクが好きなんですね。
そのせいか、みんなニコニコ顔で出発!

 


本格的な冬を迎える前にちょっと外へ出掛けようかという人が多いのか、
道はマイカーで結構混み合っていて、そんな中を移動する。
そして林道に到着。この林道はほぼ千歳川に沿って進む道である。
紅葉の時期は既に通り過ぎて、枯れ葉色の山の中だけど、
それもなかなかのもので、季節をよけいに感じることができる。
ちょこっと走っては、道の分岐や停まり易いところがあれば、
そこで停まって談笑する。ライテクの話だったり、クマの話だったり。

それにしても、DFに乗るアハハさんの安定したライディングは
目を見張るものがあり、200ccであるにも関わらず、
一緒に走る250cc勢に全く引けを取らない。

「きっと、250ccに乗ったら、もっと凄いんじゃないか?」
という話になり、キリさんのローシート仕様XCに試乗することになる。

最初、アハハさんは「大きなバイクだから」と自信なさそうだったけれど、
乗ってみたら「安定していて、とても乗りやすい!」とのこと。
そのうち、みんなのバイクの乗り比べ大会! となって、
みんなでみんなのバイクを取っ替え引っ替えで乗ることになる。
なかなか体験できることでないんでスゴイ面白い。

さて、各自自分のバイクに戻り、また林道を思いっきり走る。
みんな調子に乗ってきて、そのうち道無き道を走ったりと。
木と木の間を縫って進む、まさにトレールラン!
みんなチャレンジャーである。それ故無理もしてしまう。
まっきさん、バイクを倒してクラッチレバーを根本から折ってしまう。
なんとかせねば。

 

そこでTETさん、携帯電話で昔のバイク仲間に、
「おい、クラッチレバーくれ! 今から行くからな! じゃーな!」
と、非常に乱暴な連絡をする。林道はあと少しで終わって千歳に着くが、
そのバイク仲間は千歳に住む方で、そこに向かうことになる。
とりあえずその場の応急処置でTETさんのXCのクラッチレバーを
まっきさんのXCに移植して、スタート。
TETさんはクラッチレバーがなくてもへっちゃらで走ってしまうのだ。

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チャレンジャー・まっきいさん

林道が終わり、ちょっと走れば千歳市街に入る。
そしてTETさんのバイク仲間宅に到着。
TETさんの学生時代の友達で、やっぱりバイクが好きらしい。
「こいつ、林道ではキチガイのように飛ばすんですよ」
と、TETさんがその友人のことを紹介すると、その方は、
「そういうあんたに言われたくないわ!」
と文句を言いながら、クラッチレバーを直してくれた。
そして、「どうも有り難うございました」とみんなでお礼を言って別れ、
昼食のために、近くのラーメン屋さんに向かう。
昼食を終えると、今日はこのあと用事があるとのことで、

キリさんとお別れ。
またお会いしましょう!

天候はさらに下り坂気味で、あとちょこっと走って今日は終わりにしましょう、
ということにして、支笏湖方面の林道へ向かう。
市街地から工業団地へ抜けて、その外れに林道の入り口がある。
さっそく走り出すと、その地形と路面状況が、
今まで走った林道とは違うことに気づく。
山道ではなく比較的平地な場所で、
じゃり道ではなく堅く締まった砂地といった感じ。
どうも近くの樽前山の噴火によって形成された地形のようである。

ハンドルを取られやすい砂地をしばらく進むと、
ウォッシュボード(洗濯板)的な連続したうねりのある路面へと様相を変えた。
そこをスムースに上手く走るにはどのように走れば良いか、
TETさんから一人一人教えてもらうことになる。
モーターボートが波のある水面を
タンタンタンと飛び跳ねながら進むがごとく(!?)
これも悪路を走るための基本的なポジションが必要となる。

0110hokkaidou23.jpg
ウォッシュボードの道。

スピードに乗ってぴょんぴょん跳ねるのが面白い。


さて、この道をそのまま真っ直ぐに行くと苫小牧方面へ行ってしまうので、
Uターンをして、支笏湖方面へ行く道に進路を変える。
路面は堅く走りやすく、スピードも乗る。
あまりくねくね曲がった道はなく、直線的である。
風景は、世界ラリー選手権のビデオで見るような、
北欧の林道のようで、とても心地よい。
走っていくうちに、道を川が横切っている箇所がある。水深は結構ある。
最初はTETさんが突き進み、難なく渡ってしまった。
そして、まっきいさんもアハハさんもクリア。

さて、YAMAGUZZIだけは足元がジーンズに普通のワークブーツなので、
そのまま川の中へ突き進むとびしょ濡れになってしまうから、
ステップから足を上げて、水しぶきを避けなくてはいけないのだが、
あえなく失敗。靴の中はちゃぽんちゃぽんになり、おまけに
下着のパンツまで水が染みてきた。

TETさんとまっきいさんはゲラゲラ笑っている。
救いは、あまり寒くないこと・・・
まぁ、夏だったら気持ち良さそうだから、

川渡りを何往復もするかも知れないが。

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ばっしゃん!

足を上げるタイミングが悪くて結局びしょびしょ。

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アハハさんも全く危なげなく渡りきる。


林道をしばらく走ると国道に出て終わる。そこは支笏湖。
雨も降ってきて、本日の温泉行きは無しということになり、
「次回のオフ会は飲み会をやりましょう」ということにして解散。

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解散場所で記念撮影。

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カメラのフイルムが残ったので、曲芸大会!?

 

 

ということで、今シーズンの走行オフは無事終了しました。
とにかく楽しくて有意義なオフ会となったのは、
参加して頂いた皆様のバイクをこよなく愛する気持ちのお陰と、
また、ひとえに、このような場を設けて頂いたバシシ様のお陰です。
今後もこのような機会を大事にしたいですね。

(バシシ談:ありがとうございます。)



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